施術は完璧なのに改善しない。。。その本当の理由とは?
治療家のみなさんとお話しているとよく耳にするのがこんな言葉です
『施術は完璧なはずなのに。。。』
『しつかり継続して来院してもらっているのに何故かな』
『もしかしたら、違う施術法がいいのかな』
実際、私も同じような思いに悩み苦しんできた経験があります。
その中でもがき苦しみながらある答えにたどり着きました。
上記のようなお悩みのある方は、是非最後までお読みいただけたら、なにかヒントになるかもしれません。
◆ 改善しない2つの理由
私はこれまで述べ約3万人の方々を施術してきました、そして当院に在籍するスタッフやグループ治療院のメンバーへの技術的な指導など。。。
一般的な治療家のなかでは、人の身体に触れる機会も多かったですし、治療家さんの『治せない』悩みにも真剣に向き合って来ました。
この治せないの大きな壁にぶち当たってしまった時、それを打破するべく、自分の例以外にも、他の治療家さんの状況も含め様々な角度から分析と検証を行ってきました。
壁の手前には技術的そして内容も間違っていない施術アプローチが共通してありました。でも答えは教科書通りに症状が改善しない壁に当たってしまう。
そんな例が何百万、何千とありました。そこである確信を得たのです。その秘密のヒントとなるのがキーワードがあるのですが、何かお分かりですか?
その壁の正体は施術技術的にはなかったのです。ではどうすればその壁のに穴が空くのか?そして乗り越えられるのか?その答えは2つありました。
1つ目は『薬』です。患者さんが服用している薬が施術効果を下げてしまっている可能性があります。
そして2つ目が『原因は1つではない』です。ん。。。どういう意味ですか?という声が聞こえて来そうなので、今回はこの2つ目の理由について細かくお話していきます。
◆ 不調の原因は1つではない
効果的な施術を行っても症状が改善しない、こんな時にまず考えなくてはならないポイントがあります。治療経験がある方なら容易に想像つくと思うのですが、私もまずはこのポイントを考えました。
施術効果が出ない際の思考は・・・こんな流れではないでしょうか? ⇒ 『痛みやシビレのポイントにアプローチ出来ていないのでは?』
そう、この思考はとても重要で私もそう考え、そしてその考えの先にくる行動としては。。。次の3つの考えになります(少なくとも私の周りの治療家さんはみなさんそうでした)
□ 他の部位へのアプローチ
□ 施術方法の変更
□ 不調の原因を患者さん側に求めてしまう
私自身もも含め、うまく行かないケースはこのような流れになり、ここからはもう・・・・
他の方法を、探して。。。探して。。。探して。。。それでも答えが出ない負のスパイラルの完成です。みなさんにも心当たりがあるのではないでしょうか?
そんな悩みの壁に当たりもがき苦しみながら私が出した答え、そしてその答えを手に入れた後の、私の患者さんの改善率は、飛躍的に向上し今まで助けられなかった方を救えるようになったのはもちろん
患者さんからの信頼も今まで以上に頂けるようになり、それが紹介にも繋がるようになって来ました。
そこで出た答えこそが『不調の原因は1つではない』これだったのです。
◆ 3方向アプローチがあなたを救う
不調の原因は1つではない。なんとなくイメージ出来そうでそうでしょうか?では1つではないその他の理由とは?ここまで読んで頂いたあなたなら少し答えが見えはじめてきているかもしれませんが・・・
以前、このサイトでこんな記事 (根本改善の本当の意味とは!!) を書き、その中でもヒントになることを書いているのですが・・・
不調の原因は患者さんの状態によって様々ですが、それこそ10でも20でも理由があります。ここが重要なポイントとなります。
例えば、腰痛で苦しむAさんの痛みの原因が10個あるとします。その10個全てにアプローチできず1つにしかアプローチできていない。だからその1つが施術によって改善されても残りの9が改善されていないため、症状に変化がみられないのです。
では、その残りの9個の内容とはどんなことでしょう。ここまで読み進めて頂いたあなたならその答えを知りたいですよね?(笑)この後、私なりの答えをお話しさせて頂きたいのですが・・・・
その前に少しだけご自身で残り9個はどんな内容が当てはまりそうか少しだけ考えてみて下さい
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答えはいくつ浮かびましたか?では私なりの答えをお話しさせて頂きます。
まず、さきのAさんの腰痛原因は10個で、その内容は次の3つに分類されます。1つ目は『身体の外側にある原因』そして2つ目は『身体の内側にある原因』最後の3つ目は『さきの2つ以外の原因』です。それぞれについてみていきましょう。
1つ目の外側の原因ですが、これはみなさんが通常よく感じている、そしてアプローチの中心となるものが多いです。例えばこんなもの ⇒ 筋肉のコリ・身体の歪み・姿勢・歩き方などです。
2つ目の内側の原因ですが、これは患者さんの身体の内側で起きている現象です。例えばこんなもの ⇒ 消化・吸収・代謝・排泄・血流などです。
3つ目のそれ以外の原因ですが、これは患者さんの周辺で起きている現象です。例えばこんなもの ⇒ 環境ストレス・精神的なストレス・人間関係・家族関係・親子関係・日々の忙しさなどです。
まとめると、私たち治療家は、特に1つ目の理由にのみアプローチしてしまい、そこがうまくいっても残り2つがあるから完全に症状に対応できない。反対の見かたをすると、この3つそのすべてにアプローチすることで、現在より改善させられる患者さんが増える。
すなわち・・・・『3方向アプローチがあなたを救う!!』のです。
◆ 最後に
最後まで、長文をお読み頂きありがとうございました。内容はいかがでしたでしょうか?どうしてもうまくいかない。。。と悩む治療家さんのヒントに少しでもなれば、この上ない喜びです。
内容は理解できたけど、3方向アプローチ ⇒ 2つ目の原因に対応する方法やその3つの原因をどうのようにして患者さんに伝えたらいいの?など疑問もあるかもしれませんが、
それはまた別の機会にお話しさせて頂ければと思います。でも。。。でも。。。『今悩んでいて、どーしても早く知りたい!!』という方は、直接ご連絡下さい。内緒でこっそり教えちゃいます(笑)
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