治療院ビジネスモデル研究所

目指すは【新患者ゼロの経営革命】業界すべての治療院に共通するビジネスモデル

治療院の倒産件数は過去最多の時代

      2019/03/11

こんにちは、治療院ビジネスモデル研究所の高田です。

最近、こんなニュースを目にしました。『治療院の倒産件数が過去最高』治療院業界に身を置く人間としては実に哀しいニュースです。

私が整体師を目指した頃や治療院を開院した約5年前などと比較しても、街中に治療院は溢れているそんな次代になっったのは紛れも無い事実です。

そんな時代背景の中、どのように治療院を経営していくのか?どのようなビジネスモデルで差別化を図るべきなのか?そんなお話をさせて頂きたいと思います。

『近くに新しく接骨院が出来てから新規の患者さんが・・・』や『少しずつ患者さんの数が減ってしまって・・・』などとお悩みの方は、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

1.治療院数の推移と倒産件数

数年前のデータとなりますが、現在、日本国内における整骨院・鍼灸院・マッサージ院などの国家資格者が開設をしている施術の数は13万6460店舗(平成28年厚生労働省発表)。約10年前(平成18年)と比較し約2万8000店舗が増加をしています。

また、整体院、カイロプラクティックなどの民間施術所が約8万軒に上り、治療院の数で言えば数年前では20万件、現在では23万件を超えていると言われております。

これは5万5026店舗(2017年・日本フランチャイズチェーン協会調べ)のコンビニエンスストアの総数と比較してもいかに多いかということが想像できますよね。

そして、東京リサーチ調べによると2018年に発生したマッサージ事業者(マッサージ院、鍼灸院、接骨院、整骨院、整体院など)の倒産は93件で、過去10年で最多を記録しているといった現状です。


2.治療院倒産に到る流れ

その93件の倒産事由を細かく見ていくと業績不振のほか、「事業の失敗」「連鎖倒産」(ともに6件)、「赤字の累積」(4件)に起因する倒産も起きていた。エリア別では、近畿(42件)、関東(22件)、中部(17件)、九州(6件)、中国(4件)、北海道、東北(ともに1件)といった順になっており

倒産した治療院の負債総額は約20億2700万円で、前年から2倍超に拡大。負債総額も過去10年で最多だという。このような現状を踏まえ倒産が急増の原因を分析すると

□治療院の乱立による競争の激化
□政府や地方自治体による融資制度の充実での開業増加
□1998年の規制緩和による柔道整復師養成校などの設立数増加
□設備を簡単に導入できることによる初期投資減少での開業しやすさ

などが考えられます。すなわち業界の構図としては、患者さんの数はあまり増加していないのに、治療院の数が増えまくっている状態ということになります。そして大手チェーン店の資本力を借りた出店攻勢で個人経営の治療院が窮地に追い込まれたり

治療院コンサルタントの増加により、近隣店舗の集客力UPなどがあいまって、苦しい経営を余儀なくされる治療院が増えているとも言える状況で、今後この状態はさらに加速し、倒産件数は増加の一途を辿る可能性は非常に大きいと思われます。

では、どうすればこの現状の波にのまれず経営していけるのか・・・・


3.治療院倒産を回避する思考

治療院業界を取り巻く現状の厳しさは理解できた、そして今自分の治療院もそのような傾向にある。そんな時あなたならどうしますか?少し考えてみて下さい

何か良いアイデアが思い浮かびましたか?真っ先に思い浮かぶのが営業時間の延長ではないでしょうか。よく治療家の先生に相談されて質問をするとこの答えが返ってくることが多いです。

方法論しては間違えではないですし、経営ですからどれが正解というものもありませんが、でもさすがに寝ないで24時間施術。。。なんてわけにはいきませんよね?

スポンサードリンク

なので倒産を回避するためにどのように物事を考え進めていけばいいのか。一度整理していきたいと思います。

まず倒産の足音が聞こえてくる一番の要因は、何と言っても売上げの減少ですよね。そしてこの減少から治療院を救う道は2つしかありません。

まず一つ目は『売上げを上げる』です。これについては言われなくても分かるよといった感じでしょうが、ではどうやって売上げを上げていくかというところが重要となってきます。

そして二つ目は『コストを下げる』です。これについては少し難しい部分があって、そもそも治療院ビジネスというのは他業種に比べ、商品やサービス提供における経費が圧倒的に少ない特殊ビジネスです。

簡単にいってしまうと『節約できるものが少ない』ということです。さすがに家賃までさげる訳にはいかないでしょうし、スタッフさんを雇用しているのであればリストラというわけにもいかないと思います。

なので一つ目の売上げを上げるしか方法がないということになります。では売上げを上げるためにどのように活動していくかですが、具体策の前に売上げを上げるための方法論について考えてみたいと思います。売上向上の方法は次の3つしかありません。

①新規患者さんを増やす
②既存患者さんの来院頻度を上げる
③客単価をあげる

この3つまではみなさんも聞くとそうだよねーといった感じだと思います。では具体的な方法についてですが、今日は①~③のいずれにも共通するポイントでもある『ポジショニング』について次の項でお話します。


4.治療院倒産を回避するポジショニング

売上げをあげるために必要な3つの要素は先程話をしましたが、上記の①⇒②⇒③と順に売上を上げるために大切な流れとなります。この流れがスムーズでなかったり、また①だけが好調で②③がうまくいかない場合も売上UPは見込めません。上記①~③の売上UPイメージは

①他院との差別化を図り集客を行う
       
②患者さんが継続来院するビジネスモデルの構築
       
③治療以外の付加価値の提供(物品販売や健康情報サロンなど)

いかがですか?うまくいきそうなイメージがわいてきましたか?そしてこの流れを実現するためにとても重要な考え方があります。それはポジショニングです。

NBAが提唱するポジショニングという言葉の定義は次の通り

ポジショニングとは、ターゲット顧客の頭の中に、自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけるための活動。顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことで、
競合製品に対して優位に立つことを目的にしている。

これを治療院業界に置き換えると、20万件以上ある治療院の中で他の院が行っていないユニークな治療を提供するといった感じでしょうか。

ではそんな夢のような治療法があるのでしょうか?答えは残念ながらありません。えっ・・・という感じですよね?そう答えはないんです。少し乱暴な表現になりますが、患者さんの心理としては体調が良くなれば治療法は何でもいいんです。

だからこそ。。。『この方法はあまり聞いたことが無い』そして『自分の体調改善に効果があるかもしれない』といったサービスを提供することで治療院業界の中で強いポジショニングを構築出来、結果として倒産を心配せず業務に専念できるようになるのです。

そしてポジショニングを明確に打ち出せる一つのヒントが『血液データ分析と栄養指導』です。


5.最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。如何でしたでしょうか?これから先の数年間は、間違えなく治療院数は増加の一途をたどることでしょう。そこで生き残る戦略を真剣に考える時期がきているのかもしれません。

時代の流れは私たちが思った以上に早いです。だからこそキチンと先を見据えた経営戦略が必要となってきます。『血液データを活用する方法』などをお知りになりたい方は、メールなどでご連絡頂ければ対応させて頂きます。

これからも役立つ情報を提供したいと思います。お読みいただきありがとうございました。

スポンサードリンク

 - 治療院業界