治療院ビジネスモデル研究所

目指すは【新患者ゼロの経営革命】業界すべての治療院に共通するビジネスモデル

令和時代は治療院廃業が相次ぐ年か??

   

こんにちは、治療院ビジネスモデル研究所の高田です。

5月より年号が変わりましたね。本日はかなりセンセーショナルなお題のブログとなりますが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。

業界に身を置くあなたなら最近特に感じているかと思うのですが、治療院経営を取り巻く環境は、年々その厳しさを増しています。

そして、1人で経営されているような、小規模治療院にとっては非常に厳しい時代になってきました。私のもとに経営相談にこられる方をみてもその傾向は強くなっています。

しかしその一方で、安定的に治療院を経営され、充実した毎日を送っている治療家もたくさんいます。

その違いはどこにあるのか、知りたいですよね?この答えについては、絶対的な正解はありませんが、こちらのブログでお話させて頂く全ての内容が少しでもそのヒントになれば幸いです。

本日の記事を読むとこんな事に関するヒントが手に入ります。

【この記事を読むメリット】

健康産業や治療院業界のこれからの姿がイメージ出来、どのような治療院を作り上げれば生き残れるかが理解できる

安定した治療院経営や家族との時間を大切にする仕事の仕方を目指すあなたには、是非とも最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

私がどんな人物か知りたい方はこの記事をどうぞ⇒高田勝博(たかだかつひろ)の自己紹介

1. 健康産業の動向

私たちがビジネスの基盤としている業界は、ビジネス分類(産業分類)でいうと健康産業という分野に当てはまります。そう医療業界ではないんですよね。

あなたは健康産業ってどんな仕事か、答えられますか?私も少しあやふやだったので調べてみました。ブリタニカ国際大百科事典によると

【健康産業とは】

健康管理や健康促進などを目的とする財・サービスを提供する産業。医療行為とは異なり,健康の維持・向上をはかるもので,各種健康食品や健康機器の製造・販売,検診サービスや健康相談サービス,指圧・マッサージやゲルマニウム温浴などの民間療法が主である。予防医学的な見地からフィットネスクラブやサウナ風呂などの余暇・レジャー分野の各種業種を含めることもある。生活水準の向上や労働時間の短縮,高齢化社会などを背景として,着実に市場拡大を続けてきている。

出典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典

というような内容で、健康意識の高まりを受け今後さらに成長が見込まれる産業とされています。

経済産業省の資料によると2011年度の健康/生活サービスの市場規模は4兆円となっていますが、2020年には10兆円まで拡大することが見込まれています。

そして民間の経済研究所などの調査によると、生活者の意識が病気の治療を中心したフェーズから、それ以前の予防・健康増進を中心としたフェーズへと変容していくであろうとされており、これからも健康産業の拡大傾向は続くことが予想されます。

また、予防・健康増進の大きな流れは国も強力に後押ししており、『健康』をキーワードにしたビジネス需要は益々加速するかと思います。

2. 治療院数の動向

では健康産業の一部を担う治療院業界の動向を『治療院数』『生き残り』という2つのキーワードで見てみたいと思います。

2-1. 治療院数の推移

治療院と一言でいっても様々な業態があり、それぞれの業種別にどのくらいの治療院があるのかを確認したいと思います。少し古い資料になりますが、

厚生労働省の資料(平成24年度)によると、各分野の施術所数は次の通りとなっています。

□ 柔道整復の施術所:42,431(昨年比増加率7.4%)
□ あん摩、マッサージ及び指圧を行う施術所:19,880(昨年比増加率3.1%)
□ はり及びきゅうを行う施術所:23,145(昨年比増加率9.9%)
□ あん摩、マッサージ及び指圧、はり並びにきゅうを行う施術所:37,185(昨年比増加率1.3%)
□ 整体、カイロプラクティック、リラクゼーションサロ等の施術所数:7万6,430

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療術院の数で言うと合わせて約18万件にのぼり、大きな駅周辺では治療院が乱立する事態となっており、過当競争の発生はみなさんも感じている状況かと思います。

また、東京商工リサーチの調査によると、2018年(1-12月)の「マッサージ業、接骨院等」の倒産は93件(前年比36.7%増、前年68件)と前年より大幅に増加し、2009年以降の10年間では最多となり、5年連続で前年を上回った。

このような背景により、過当競争によって広告戦略が激化したり、価格崩壊サービスの質の低下はすでに発生しており、業界全体としも問題視する傾向にあります。

今後の『健康産業に対する需要』や『過当競争の背景』を踏まえ、医療法は2018年に改正されて規制強化が予定されています。医療法は治療院業界と直接結びついているわけではありませんが、すでに関連する審議委員会では広告規制などの検討に入っているということも考慮しながらビジネスを進めていかなくてはなりますせん。

3. 令和時代の治療院業界

これからの日本は『超高齢化社会』の時代となり、『健康で長生き』へのニーズが高まることは誰の目にも明らかだと思います。

これからの治療院業界の話をする前に、ここまでの話を少し整理してみましょう。

□ 健康産業は今後需要が伸びる業界
□ 治療院業界は数が増えすぎて倒産も増加
□ 国内の人口は減少し超高齢化社会の到来

上記3つの要素踏まえ、これからの治療院業界を私なりに想像するとこうなります。

【全業種が入り乱れた患者(客)さんの取り合い】であり、その状況をもう少し細かくすると次の通り

□ 治療院業界への大手参入
□ 数の増加で新規獲得コストの高騰
□ 数の増加でリピート率の低下
□ 低価格or高単価の二極化

などがあり、患者さんががインターネットを通して様々な情報を簡単に手に入れるようになった現代社会では、症状・施術の内容・セルフケアの方法などの知識は来院前に簡単に手に入るそんな時代です。

そして、施術技術やサービス内容での差別化が難しくなり、より安価で便利な商品が次々と登場するため、継続して来院されている患者さんですら、簡単に競合他社に奪われるようになってしまったのです。

このような経緯から、施術技術やサービスや治療院の雰囲気そしてブランドそのものに信頼を寄せ、愛着を持ち、支持し続けてくれる状態を作り出すことが重要となり、これこそが『患者さんのファン化』と言えます。

この『患者さんのファン化』出来るか出来ないかで、勝ち組みと負け組みが明確になり廃業が相次ぐ状態。いわゆる治療院戦国状態の令和時代となるのではと考えています。

4. まとめ

◆ 健康産業は今後の需要拡大が見込まれる
◆ 治療院数は増加傾向にあり、業界の競争は激化
◆ これからは患者さんの取り合い状態が続く
◆ 大切なのは患者さんのファン化

少し厳しい状況の話もありましたが、如何でしたでしょうか。これからの治療院経営は楽観視できないことは誰の目にも明らかでありますが

しっかりしたビジネスモデルを構築し、それを実践していけば勝ち組になれるのもまた事実です。

今日の話を踏まえ、自分の治療院がどのようなビジネスモデルでやっていけばいいのか?など疑問点などありましたらお気軽にご相談下さい。

次回はからは、『患者さんのファン化』についてお話させて頂きます。

また、日々思ったことやビジネスのヒントなどをTwitterで毎日のように呟いています。ご興味がある方はこちらもご覧になってみて下さい。

Twitterアカウント ⇒ @fujisawageorge

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